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これまでの活動一覧2013:Meets 福しま
12月分活動報告
2013年12月14日(土)
Kids Park/福島スーパースポーツゼビオ福島矢野目店内(福島市)
参加者:30名
Meets福しまの活動をずっとずっと近くで支えてくれている一人、望月貴子さん。子どもたちに優しく寄り添う姿は、時にお母さんのように、時にお姉さんのように、時に同じくらいの年のお友達みたいにも見えたりするお茶目な女性です。活動をお手伝いしてくれた日の様子と、今福島で彼女が感じる事を伺いました。
寒さに負けず、キッズパークに集まった元気な子どもたちは、まずはゲームをしながら手足をほぐして、ロディに乗ってぴょんぴょん。遠巻きに見ていたお父さんとお母さんにも手招きをして、すっかり夢中になって親子で一緒に楽しく身体を動かしました。
そして次はみんなで『ハグモミ』です。はてさて『ハグモミ』ってなんだろう?紙芝居を見てイメージができたら、親子でハグ〜!をして、優しい気持ちを味わいます。それから「流れ星しゅーしゅー」「おしりゆらゆら」「くまさんのっしのっし」と名付けられた、子どもも思わず夢中になっちゃうマッサージでコミュニケーション。身体も心もますますほぐれて笑顔がこぼれました。
私が東北に通い始めたのは、まだ混乱の残る2011年5月のことでした。津波の被害を受けたお家の泥かきのお手伝いをさせていただき、それから時間の経過と共にその内容も変化しながら、今も小さくですが自分の出来る事を続けています。福島に震災以降に訪れたのは2012年の9月のことでした。気付けばたくさんのお友達が出来て、今ではそんな方たちに会いに行くのが楽しみになっています。
あの日から様々な不安やストレスを抱え頑張っている人たちや、迷いながらゆれながらも頑張りすぎたり無理したりして疲れている人も多いように感じます。そんななか、心や身体の力を抜く時間や、目の前の大切な人を思いやる気持ちに立ち返ることは、とても大切で必要なことだと思います。
ロディヨガはヨガやバランス玩具が持つ効果はもちろんですが、子どもは子どもらしく笑いながら遊んだり、大人も構えずに心も身体もしなやかにしてくれます。そして何よりもカラフルで少し間抜け顔したロディが、楽しい気分にしてくれます。
「ハグモミ」は「なでる・ゆらす・おす・たたく」が心や身体に与える効果と、何よりも手から伝わるコミュニケーションで素直な優しい気持ちになれます。心も身体もほぐし、笑顔になる時間。子どもが笑えば大人も笑うし、大人が笑えば子どもも笑う。そんな時間をたくさんもってもらえたらと願っています。
ロディヨガ/ハグモミ講師 望月貴子
神奈川県在住在勤。ドロかきボランティアをきっかけに、巡りめぐってキッズヨガインストラクターとハグモミの資格を取得。ロディヨガやハグモミで福島、宮城、岩手を回る他、ボランティア仲間の様々な活動に参加、必要に応じて肉体労働もこなす。