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ap bank x ETIC. 右腕派遣プログラム
第一期プロジェクト
2013.2.23更新
地域の宝を磨き、守り、受け継ぎ、伝える、「釜石復興ツーリズム」
三陸ひとつなぎ自然学校(釜石市)
テーマ |
ツーリズム、こども・教育 |
---|---|
主な活動地域 |
岩手県釜石市 |
受入団体 |
三陸ひとつなぎ自然学校 |
WEB(外部リンク) |
http://www.facebook.com/sanrikuhitotsunagi |
「右腕」が決定し、3月1日より派遣スタート予定です。
活動サマリー
- 【“ボランティア活動+農業・漁業・自然体験”=ボランティアツーリズム事業】
釜石に訪れる方に対し、支援活動に観光の要素を加えたボランティアツーリズム=「ボランティア活動+農業・漁業・自然体験」を実施し、地域住民との多様な交流を通じて、歴史文化、郷土料理、自然環境などの釜石の魅力を感じてもらうことで、コアな釜石ファン=リピーター層をつくり、長期に渡って釜石を支える基盤を構築するとともに、釜石産業全体の復興に寄与することを目指す。
- 【子どもの育ち場、学び場づくり】
主に仮設住宅に住む子どもを対象に、仮設住宅談話室にて「放課後子ども教室」を実施。もともと広場のあった場所に仮設住宅が立ち並び、遊び場がほとんどなくなってしまった子どもたちの居場所づくりや、保護者の方のケアを目指している。また、夏休みや冬休み、週末には、キャンプや自然体験プログラムを開催し、海や山、川等の自然に触れたり、農業体験等を通し、子どもの遊び場、学び場づくり、そして釜石に住む子どもたちの地元に対する愛着を生み育てることを目標としている。
- 【さんりく釜石わかもの塾】
釜石の長期的復興、発展に向けて活動する地元のNPO等の団体や商店街、農家さんや漁師さん達との関係づくりを行い、ニーズや課題のの把握、情報発信、ボランティアやインターン生の派遣等を通し、情報の拠点、支援の拠点として釜石内外のネットワークを生み出し、復興課題、社会課題の複合的な解決につなげていく。
業務内容
- 【業務推進プロジェクト】
- <これまでの推進状況>
- 今年度中の法人化を目指し、現状分析やビジョン作成等事業計画書の作成準備を行っている。同時に1月のHP開設に向け協力団体各所とのやり取り、進捗管理等を行っている。今後も引き続き、地域の想いを汲み取りながら事業計画書の作成に至る様々なサポートが求められる。
- <業務内容>
- ・事務局体制強化、情報発信の仕組み化
- ・会計、総務等事務業務を内製化していく
→地元スタッフと連携し、ノウハウ移転をしながら仕組み化を図る。 - ・三陸ひとつなぎ自然学校法人化に向けて、ビジョンの言語化、人員計画等中長期的な事業計画づくり
→各支援団体、協力団体との連携、状況整理、進捗の管理等 - 【地域内外の団体との関係強化プロジェクト】
- <これまでの推進状況>
- ・復興ツーリズム:2012年4月から10月にかけて日本各地、海外からの約30件のツアーコーディネートを行う。高校生の教育旅行、大学生のゼミ研修、エコツアー等幅広い受け入れを実施。来夏には海外の高校生の受入れ、プログラム実施を市や他団体と協働して行う動きがある。
- ・子ども事業:仮設住宅集会所にて週3~4回の「放課後子ども教室」を実施。週末や夏休みには、海・山・川の自然体験や農業体験等のプログラムを実施している。
今後復興の段階がすすむにつれ復興ツーリズム、子ども事業ともに、多様化することであろう客層やニーズに対応するため、釜石・大槌周辺エリア諸団体との関係づくり、連携強化、ツアーコンテンツの開発が求められている。 - <業務内容>
- ・地元で活動する様々な団体との連携によりツアーや自然体験等を行う上でのコンテンツ強化図る。
- ・インターン、ボランティアのコーディネートによる他団体との連携強化、支援
→大槌など他の岩手三陸沿岸部との連携強化による潜在的な顧客層にとって、より魅力的なコンテンツの開発
条件
- ・期間:6ヶ月以上
- ・勤務地:岩手県釜石市栗林町
- ・活動支援金:100,000~150,000円/月(委細面談)
→ap bank Fund for Japan支援金をETIC.震災復興リーダー支援基金を通じて支給 - ・現地までの交通費:支給なし
- ・生活支援:宿泊場所あり、住宅手当なし、現地交通費支給あり、自宅からの交通費なし、食事現物手当てあり
- ・その他:釜石を愛し移り住む場合、継続雇用の可能性あり
リーダーからの想い
準備中
こんな人を待ってます!
【業務推進プロジェクト】
- ・代表の思いを汲み取り、関係団体、協力団体との関係性を踏まえた上で、状況の整理をしながら一緒にビジョンを作っていける方。
- ・新規事業の立ち上げやプロジェクトマネジメントに関わったことのある方。代表、常勤職員がコア業務に専念できるよう、ノンコア業務の効率的仕組みを主体的に作っていける方。
- ・財務、会計系の知識、経験のある方 PCスキル(主にExcel)保有者
【地域内外の団体との関係強化プロジェクト】
- 地元団体とのコミュニケーションをとりながら、地元の方を愛し、地域を愛し、地元目線、第三者目線から地域の資源(魅力)を捉えられる方。また、マーケティング的な知識や思考を持ち、それらをツアープログラムの構築等団体の資源としてつなげていける方。
ap bank / ETIC.の担当スタッフから一言
釜石には、地元の方も気づいていない歴史・文化・食べ物の魅力がまだまだたくさんあります、と嬉しそうにそのいくつかを紹介してくださった伊藤さんと、一緒にプロジェクトをなさる柏崎さん。(写真左) また、釜石固有の魅力的な「人」と出会えるツーリズムを右腕と一緒に創っていきたいとも話してくれました。彼らの思いに共感し、アイデアを形にできる方をお待ちしています。
代表者紹介
伊藤 聡(三陸ひとつなぎ自然学校 代表)
地元釜石の地域NPOにて、地域活性化の仕事に携わる。個人、団体を超えたネットワークづくりに注力していく中で「自分たちが元気になることで地域に元気な風を吹かせたい」という想いから、釜石・大槌の若者が中心となり、地域交流と活性化のための若者交流グループ「小さな風」を結成し、代表を務める。
震災前は宝来館(旅館業)に所属し、これまでのネットワークを活かしたグリーン・ツーリズムの新たな仕組みづくりや自然を活かした宿業の推進を実践するとともに地域内外、都市部との連携を強化するため活動に取り組む。
震災後はNPO法人ねおすに所属し、主に鵜住居川流域一帯の復興支援活動を続け2012年4月に独立、「三陸ひとつなぎ自然学校」を立ち上げ、ボランティアツーリズムから観光復興につなげる事業を行っている。