ap bank x ETIC. 右腕派遣プログラム

第二期プロジェクト

2013.6.13更新

東の食に、日本の力を。 東の食を、日本の力に。

一般社団法人「東の食の会」

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テーマ

産業再生、農業・漁業・林業

主な活動地域

東京都内

受入団体

一般社団法人 東の食の会

WEB

http://www.higashi-no-shoku-no-kai.jp/(外部リンク)

募集終了
申込は終了致しました。ご応募ありがとうございました。

活動サマリー

津波と放射能事故により甚大な被害を被った東日本の農業・漁業・食品加工業の産業としての復興を目指し、東日本の美味しい農産品、水産品、加工食品の販路を作ることによって、ビジネスにより生産者、加工業者の雇用を創出する。
2011年6月の設立以降、これまでの活動により、約300件のマッチング、約10億円の流通総額を生み出してきている。

具体的には、主に以下の活動を行う。

  1. マッチング
    復興に向けて立ち上がった生産者・加工業者の産品を、東の食の会の会員企業(キリンビール、ぐるなび、キューピー、セブン&アイ、ファミリーマート、ロー ソン、伊藤忠食品、伊藤園、等40社)に紹介し、マッチングの支援を行う。この際、提携を結んでいる地方銀行(岩手銀行、東北銀行、北日本銀行、七十七銀 行、仙台銀行、東邦銀行)と協力をして進める。
  2. 商品プロデュース・ブランディング
    シェフやパティシエによる商品開発、デザイナーによるブランディングなどにより、付加価値の高い商品を作り、ヒット商品を生むことを目指す。
    現在、東北6県各県で特産品を使った巻物(ロール)の新ご当地名物を作る「東北6県ROLL」プロジェクト、三陸から、顔の見える新しい水産業を生み出す 「三陸フィッシャーマンズ・プロジェクト」、陸前高田市に新たなブランド米を生みだす「たかたのゆめ」プロジェクト、等を推進している。
  3. 人材育成
    東北の生産者、とりわけ水産業の従事者に対し、顧客視点やマーケット・インの視点をもたらし、商談スキル等の具体的なビジネス・スキルを与えることで、付加価値のある商品開発と新たな販路開拓を自立的に実行していくことを支援する。

業務内容

《期待する成果》
マッチング担当
提携生産者の商品を会員企業に提案・営業を行ない、マッチングを成立させる。それにより東日本の質の高い食品を流通し、経済波及効果を生み出すこと。また状況に応じて、効果を最大化するためのプロモーションやイベントの企画なども行うこと。

《業務内容》
・提携生産者とのコミュニケーション全般
・会員企業への営業
・プロモーションやイベントの企画、運営

条件

  • 期間:6ヶ月以上
  • 勤務地:東京都内
  • 活動支援金:150,000~250,000円/月(委細面談)
    →ETIC.震災復興リーダー支援基金とプロジェクト側より支給
    →ap bank Fund for Japan支援金をETIC.震災復興リーダー支援基金を通じて支給
  • その他:通勤交通費支給あり

リーダーからの想い

これからの東北の産業復興は、企業の力を活用し、同時に、生産者が自立的に経済を生み出すスキルを身につけ、持続可能な形で実行していく必要があります。 我々「東の食の会」は、ビジネス・スキルと首都圏での食関連企業ネットワークを活かして、東北の食の生産者がマーケティング・スキルを身につけながら販路を開拓していくことを全力で支援します。
東北が今直面している、地域の疲弊や高齢化、担い手不足といった問題は、全国共通の課題であり、東北で農業、水産業、食産業が新たな形で復興し、地域経済を再建すれば、日本全国、そして世界に発信できるモデルとなります。
もちろん、多くの課題が山積していますが、行動を起こすしか解決の道はありません。評論家はもう要りません。一緒に行動する仲間に出会えることを期待しています!

こんな人を待ってます!

マッチング担当
食の産業復興に対して情熱を持っており、食品ビジネスに精通している人材。食品関連業務の経験者を希望。

ap bank / ETIC.の担当スタッフから一言

空前絶後の災害で、生産設備、運路、販路を断たれた企業が数え切れないほど存在する中、急成長する食のベンチャー企業が手を取り合い、今までにない横断的 なプラットフォームを設立しました。逆境の中で生まれたイノベーション、東日本発世界へと、食の未来をつくる取り組みです。

代表者紹介

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高橋大就氏(社団法人「東の食の会」事務局代表)

東の食の会事務局代表/オイシックス株式会社海外事業統括
1999年4月、外務省入省、在米国大使館勤務を経て、課長補佐として日米通商を担当。
2008年4月にマッキンゼー&カンパニー社に転職。
2011年、震災直後からマッキンゼー社を休職、NPOに参加し東北で支援活動に従事する傍ら、東の食の会の立ち上げに関わり、2011年6月東の食の会発足と共に事務局代表に就任。